熊本大学大学院生命科学研究部 神経精神医学分野:神経精神科

研究業績

2010年の研究業績

1. 原著論文

2010年(平成22年)
I-1)  Kashibayashi T, Ikeda M, Komori K, Shinagawa S, Shimizu H, Toyota Y, Mori T, Ishikawa T, Fukuhara R, Ueno S, Tanimukai S.
Transition of distinctive symptoms of semantic dementia during longitudinal clinical observation.
Dement Geriatr Cogn Disord 29(3):224-232, 2010.

I-2) 品川俊一郎,豊田康孝,松本光央,園部直美,足立浩祥,森 崇明,石川智久,福原竜治,池田 学.
リバーミード行動記憶検査を用いた地域在住高齢者における記憶障害の検討.
BRAIN and NERVE 62: 610-614, 2010

I-3) 小山一静, 橋本 聡, 山下建昭, 渡辺健次郎.
国立病院機構熊本医療センターにおける精神科救急医療についての検討.
医療 64(7): 470-474, 2010

2. 著書

2010年(平成22年)
II-1)  池田 学.
認知症高齢者の自動車運転.
老年期認知症研究会誌 第16巻(老年期認知症研究会,監修). 老年期認知症研究会,東京,76-79,2010

II-2) 池田 学.
アルツハイマー病の物盗られ妄想について.
老年期認知症研究会誌 第15巻 (老年期認知症研究会,監修). 老年期認知症研究会,東京,99-105,2010

II-3) 池田 学.
うつ・不安とpsychiatric comorbidity 認知症.
脳とこころのプライマリケア1 うつと不安. シナジー,東京,220−226,2010

II-4) 池田 学.
中公新書 認知症.
中央公論新社,東京, 2010

II-5) 池田 学.
アルツハイマー型認知症.
今日の診断指針 第6版(金澤一郎,永井良三総編). 医学書院, 東京, 1462-1463, 2010

II-6) 小阪憲司,池田 学.
神経心理学コレクション レビー小体型認知症の臨床. 医学書院,東京,2010

II-7) 池田 学.
認知症(1)症状の見方と鑑別診断.
POCHET精神科(武田雅俊,鹿島晴雄編). 金芳堂,京都,182-187,2010

II-8) 矢田部裕介橋本 衛池田 学.
海馬と記憶.
専門医のための精神科臨床リュミエール16脳科学エッセンシャルー精神疾患の生物学的理解のために(神庭重信,加藤忠史編).中山書店,東京,67-71,2010

II-9) 遊亀誠二橋本 衛池田 学.
前頭側頭葉変性症.
新しい診断と治療のABC 66 認知症(三村 將編). 最新医学社,大阪,81-91,2010

II-10) 池田 学.
BPSDの評価と診断、治療・ケアのコツ.
認知症のBPSD 〜新しい理解と対応の考え方〜(本間 昭,木之下 徹監修). 日本医事新報社,東京,57-63,2010

II-11) 池田 学.
前頭側頭型認知症の症候学.
専門医のための精神科臨床リュミエール12 頭側頭型認知症の臨床(池田 学編). 中山書店,東京,57-63,2010

II-12) 池田 学.
前頭側頭型認知症の常同行動.
専門医のための精神科臨床リュミエール12前頭側頭型認知症の臨床(池田 学編). 中山書店,東京,146-153,2010

II-13) 池田 学.
器質性精神障害(前頭葉システム障害を含む).
今日の治療指針2010年版‐私はこう治療している(山口 徹,北原光夫,福井次矢総編). 医学書院,東京,787-788,2010

II-14) 橋本 衛.
記憶障害.
急性期から取り組む高次脳機能障害リハビリテーション(河村 満編).メディカ出版,大阪,93-105, 2010.

3. 雑誌総説

2010年(平成22年)
III-1) 池田 学.
認知症への取り組み「早期診断と疾患別治療のポイント」.
日本病院会雑誌 57 : 807-815, 2010

III-2) 池田 学.
認知症の診断における症候学の重要性.
Cognition and Dementia 9 : 262-265, 2010

III-3) 池田 学.
前頭側頭葉変性症の診断と治療.
日本医事新報 4489:56 −61,2010

III-4) 藤瀬 昇, 池田 学.
認知症に伴う抑うつ.
総合病院精神医学 21: 229-234, 2010

III-5) 城野 匡, 池田 学.
脳器質性精神障害における衝動性・攻撃性と薬物療法,とくに頭部外傷後遺症について. 
臨床精神薬理 13:1143 −1148,2010

III-6) 橋本 衛, 池田 学.
前頭側頭葉変性症1)概念とその変遷.
神経内科 72 Suppl 6:369 −374,2010

III-7) 橋本 衛.
高次脳機能障害Q&A、行動障害を持つ家族にどのように接したらよいか教えてください.
Modern Physician 30 (1): 192-195, 2010.

III-8) 橋本 衛.
前頭側頭型認知症の鑑別診断.
専門医のための精神科臨床リュミエール12(池田学編). 中山書店, 東京, 24-37;2010

III-9) 橋本 衛.
知っておきたい認知症の臨床と画像、
前頭側頭葉変性症. 臨床放射線55(11) 臨時増刊号: 1463-1474, 2010

III-10) 橋本 衛.
認知症の治療と認知症疾患別のケア~レビー小体型認知症を通して考える~.
九州神経精神医学 56(1): 11-14, 2010

III-11) 橋本 衛.
BPSDの治療.
日本老年医学会雑誌 47(4): 294-297, 2010

III-12) 渡邉雅文, 池田 学.
いかにして当事者の持つ力をリカバリーに活用するか?.
精神科 16(3):269−273, 2010

III-13) 牛島洋景, 齊藤万比古.
注意欠如多動性障害における衝動性と薬物療法.
臨床精神薬理 13(6);1133-1141, 2010

III-14) 矢田部裕介, 橋本 衛, 池田 学.
若年性認知症の薬物療法.
精神科治療学 25 : 1319-1328, 2010

III-15) 小川雄右, 橋本 衛, 池田 学.
アルツハイマー病update 診断 鑑別診断のポイント.
Clinical Neuroscience 28(9) : 1034-1039, 2010

III-16) 中川洋一, 渡辺 進, 池田 学.
転倒・転落における患者のハイリスク要因.
リハビリナースVol.3(5), 2010

III-17) 中川洋一, 三宮克彦, 上田 厚, 澤口由貴子, 木下牧子, 横 久代, 塩見 努, 岡田耕平, 魏 長年, 原田幸一, 渡邊 進, 石川 誠.
多施設回復期リハビリテーション病棟における脳卒中患者の転倒要因と転倒状況 ‐転倒リスクアセスメントシートの開発‐.
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine. 47(2):111-119, 2010

III-18) 露口敦子, 橋本 衛, 池田 学.
前頭側頭型認知症の症候学.
Cognition and Dementia 9 : 18-25, 2010

III-19) 勝屋朗子, 一美奈緒子, 本田和揮, 橋本 衛, 池田 学.
高次脳機能障害の行動の障害.
精神医学 52 :989-994, 2010

4. 報告書など

2010年(平成22年)
IV-1) 池田 学小川雄右兼田桂一郎矢田部裕介本田和揮遊亀誠二.
かかりつけ医の認知症診療の実態調査. 厚生労働科学研究費補助金 認知症対策総合研究事業.かかりつけ医のための認知症の鑑別診断と疾患別治療に関する研究(主任研究者 池田 学)平成21年度 総括・分担報告書(主任研究者 池田 学),1-6,2010

IV-2) 熊本県認知症疾患医療センター(基幹型).
認知症疾患医療センターを中心とした地域の認知症医療支援体制の構築とその検証. 認知症疾患医療センター事例検討会資料(認知症医療に関わる専門職のための診断と対応マニュアル・事例集). 老人保健事業推進費等補助金 老人保健健康増進等事業,2010

IV-3) 池田 学矢田部裕介兼田桂一郎本田和揮小川雄右遊亀誠二橋本 衛.
若年性認知症患者の自動車運転の実態に関する研究. 厚生労働科学研究費補助金 認知症対策総合研究事業.認知症高齢者の自動車運転に対する社会支援のあり方に関する検討(研究代表者 荒井由美子). 平成21年度 総括・分担報告書(分担研究者 池田 学),35-38,2010

IV-4) 池田 学小嶋誠志郎矢田部裕介兼田桂一郎本田和揮小川雄右遊亀誠二橋本 衛.
認知症の自動車運転に関する医療・福祉関係者の理解度と対応に関する研究. 平成21年度長寿医療委託費. 健康長寿社会のための社会(医学)的、政策的、経済的調査分析と課題解決のための政策立案に係る包括的研究:高齢者の自立支援に資する総合的研究(研究代表者 荒井由美子). 平成21年度 総括・分担報告書(分担研究者 池田 学),51-55,2010

IV-5 池田 学(編集委員).
 認知症疾患治療ガイドライン2010. 日本神経学会監修. 医学書院,東京,2010

IV-6) 池田 学.
基礎講座 学会口演発表のコツ. 老年精神医学雑誌 21:801-802,2010

IV-7) 池田 学.
書評:岩田 誠「臨床医が語る認知症の脳科学」. こころの科学152: 114,2010

IV-8) 大槻美佳,池田 学.
シンポジウム:古典症候の解体から新たな介入に向けて 座長記. 高次脳機能研究 30:251−252,2010

IV-9) 池田 学, 小嶋誠志郎.
特集 熊本県認知症疾患医療センターの取組み.老年精神医学雑誌21:438-443,2010

IV-10) 池田 学.
認知症患者の自動車運転を考える. こころを支える 5(2):18 −20,2010

IV-11) 池田 学.
巻頭言. 精神医学と症候学.  精神医学 52:318−319,2010

IV-12) 池田 学.
老年期うつ病と認知症の関連について. 和風会誌 53:27−29,2010

IV-13) 藤瀬 昇.
第62回九州精神神経学会印象記(熊本). 九州神経精神医学 56: 58-59, 2010

IV-14) 藤瀬 昇, 池田 学.
うつ病予防のための地域介入プログラム. 熊本県地域自殺対策推進事業に係る地域戦略事業,2010

5. 国際学会・シンポジウムなど

2010年(平成22年)
V-1) Tanimukai S, Shigenobu K, Kamimura N, Hashimoto M, Tabushi K, Fukuhara R, Ikeda M.
Efficacy of Yokukansan as a treatment for behavioral symptoms in frontotemporal lobar degeneration. 7th International Conference on Frontotemporal Dementias, Indianapolis USA, October 6-8, 2010

V-2) Fukuhara R, Mori T, Tanimukai S, Komori K, Matsumoto T, Toyota Y, Kashibayashi T, Shimizu H, Sonobe N, Kitamura I, Ueno S, Ikeda M.
Distinction of inferior temporal atrophy in semantic dementia and Alzheimer's disease by MRI visual inspection. 7th International Conference on Frontotemporal Dementias, Indianapolis USA, October 6-8, 2010

V-3) Yatabe Y, Hashimoto M, Kaneda K, Honda K, Yuki S, Ogawa Y, Ikeda M.
Social behavior disturbances in frontotemporal dementia, coriticobasal degeneration and progressive supranuclear palsy. 7th International Conference on Frontotemporal Dementias, Indianapolis USA, October 6-8, 2010

V-4) (Symposium) Ikeda M.
Symposium: Parkinsonism related and other neurodegenerative dementias. "Clinical features & diagnosis of FTLD". 4th Congress of Asian Society Against Dementia, Bali Indonesia, October 28-31, 2010

V-5) (Symposium) Honda K.
Symposium: Current treatment in AD. "Late stage AD, medical and social consideration".
4th congress of Asian Society Against Dementia (ASAD), Sanur, Bali Indonesia, October 29, 2010.
V-6)  (Workshop)  Hashimoto M, Kaneda K, Ogawa Y, Ikeda M.
Work shop. "Delusional thoughts in dementia".
4th International Congress of Asian Society Against Dementia (ASAD), Sanur, Bali Indonesia, October 29, 2010.

V-7) Ogawa Y, Hashimoto M, Yatabe Y, Kaneda K, Honda K, Yuki S, Ichimi N, Kan M, Ikeda M.
Dose drawing bizarre clocks indicate dementia with Lewy bodies?  4th congress of Asian Society Against Dementia (ASAD), Sanur, Bali Indonesia, October 28-31, 2010

V-8) Ichimi N, Hashimoto M, Yatabe Y, Kaneda K, Honda K, Yuki S, Ogawa Y, Ikeda M.
Psychiatric symptoms in Semantic dementia. 4th congress of Asian Society Against Dementia (ASAD) 2010, Sanur, Bali Indonesia, October 28-31, 2010

V-9) Hirata S.
The brain electrical activity during the seizure of electroconvulsive therapy using LORETA. 29th International Congress of Clinical Neurophysiology, Kobe Japan, October 28-November 1, 2010

V-10)  (Symposium) 池田 学.
 シンポジウム「漢方薬による中枢神経疾患の分子病態解明と治療」. 第83回日本薬理学会年大会,大阪,3月16-18日, 2010

V-11)(生涯教育プログラム)池田 学.
 実践的生涯教育プログラム「目からウロコ 内科医への認知症診療アドバイス」. 第107回日本内科学会,東京,4月2日, 2010

V-12)(教育講演)池田 学.
「老年期うつ病と認知症の関係」. 第106回日本精神神経学会学術総会,広島,5月20-22日,2010

V-13)(特別講演)池田 学.
「高次脳機能障害者の生活支援と社会復帰について」.  第6回四国言語聴覚士学会,松山,5月23日,2010

V-14)  (Symposium) 橋本 衛.
シンポジウム:血管性認知症再考. 「変性性認知症と血管病変との関連(症候学的視点から)」.第25回日本老年精神医学会,熊本,6月24-25日, 2010

V-15)   (Symposium) 池田 学.
シンポジウム:ドライバーの運転特性. 「認知症と自動車運転〜臨床における課題〜」. 第19回日本交通医学工学研究会学術総会,名古屋,9月23日,2010

V-16)  (Symposium) 渡邉雅文.
シンポジウム:催眠の新たなる可能性. 「いかにして重い精神障がいをもつ人のリソースを回復に利用するか?」.  日本催眠医学心理学会第56回大会&日本臨床催眠学会第12回大会合同学術大会, 鹿児島, 10月9-11日, 2010

V-17)  (Symposium) 池田 学.
シンポジウム:神経変性疾患としての前頭側頭葉変性症:症候から分子病態解明の新展開. 「前頭側頭葉変性症(FTLD)の症候と臨床概念」. 第29回日本認知症学会,名古屋,11月5日,2010

V-18)  (Workshop) 橋本 衛.
ワークショップ:4大認知症(AD、FTLD、DLB、VaD)のBPSDと対応. 「レビー小体型認知症のBPSD」. 第29回日本認知症学会,名古屋,11月5日,2010

V-19)  (Symposium) 池田 学.
シンポジウム:Subsyndromal Conditions. 「認知症」. 第30回日本精神科診断学会,福岡,11月12日,2010

V-20) (Symposium) 橋本 衛.
シンポジウム:認知症・パーキンソン病と高次脳機能障害. 「前頭側頭葉変性症(FTLD)の臨床行動神経学」.第34回日本高次脳機能障害学会, 大宮, 11月18-19日, 2010

V-21) (Symposium) 橋本 衛.
シンポジウム:総合病院精神科と認知症疾患医療センター. 「専門医の育成と地域システムの構築」.第23回日本総合病院精神医学会総会, 東京, 11月26-27日, 2010

6. 教室主催学会・研究会

2010年(平成22年)
第25回日本老年精神医学会. KKRホテル熊本, 6月24日-25日, 2010

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私たち熊本大学神経精神科は、社会問題にもなっている認知症、最近の自殺の増加で注目をされているうつ病、自閉症を中心とする発達障害、新しい薬物療法と生活支援により社会復帰が主要な治療目標となった統合失調症、などを取り扱う精神科医療専門の診療科です。当科では、バランス感覚のとれた優秀な若手精神科医の育成を目指しています。県内外の関連病院の全面的な協力のもと、様々な精神科医療の現場を経験できる研修システムを構築しています。研究に関しては、様々な場所で臨床ならびに研究のキャリアを積んだ教官のもと、若い先生方の研究意欲にも幅広く対応できます。