ニュース|熊本大学大学院生命科学研究部神経精神医学講座ページ
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 2019年度 名医に学ぶセミナーの開催について
Notice about D2 "Learning from Experienced Doctor's Seminar, AY2019"
上記のセミナーを、下記のとおり開催致しますので、ご案内申し上げます。
               記

(1)日時:令和元年6月26日(水)17:30~

    Date:June 26 (Wed) from 5:30 p.m.
(2)場所:医学教育図書棟3階 第2講義室
    Place:Lecture room 2, Medical Education & Library Building 3F

(3)講師:小泉 修一 先生
   (山梨大学大学院 医学工学総合研究部薬理学講座/教授)
    Lecturer. Schuichi KOIZUMI
   (Vice Dean/Dept Neuropahrmacol, Interdisciplinary Grad Sch Med, Univ Yamanashi )

(4)演題Title:「グリア細胞による神経ネットワークリモデリング」

(5)世話講座:神経精神医学
    Inviter:Department of Neuropsychiatry

(6) 抄録/Abstract:
    脳は複雑な神経ネットワークにより機能すると考えられているが、脳には神経細胞
   よりも多い数のグリア細胞が存在している。長年グリア細胞は裏方として脳の機能を
   支えていると考えられてきたが、最近の脳科学の進歩により、これらグリア細胞は脳
   の情報処理・発信という脳の本質的な機能制御を担っていることが明らかとなった。
   本日は、グリア細胞のうちアストロサイトが、シナプス再編により、神経ネットワー
   クを切り替えていることをを紹介する。
   神経障害性疼痛は、病因不明の難治性疾患であり、その特徴的な症状の1つに、触
   覚が激痛として感知されてしまうアロディニアがある。我々は、アロディニアの原因
   が、一次体性感覚野アストロサイトが「シナプス再編型」アストロサイトに変化し、
   無秩序なシナプス再編により触覚回路と疼痛回路の混線に起因することを見出した。
   そのメカニズムとともに解説する。また、アストロサイトによるシナプス再編、神経
   ネットワーク組み替えは、アロディニア以外の種々の疾患分子病態とも関係してい
   る。脳卒中後のペナンブラ領域の貪食型アストロサイトによるシナプス再編、さらに
   抗うつ薬の標的としてのアストロサイトについても解説する。


*セミナー後懇親会を企画しています。是非ご参加下さい。

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