ニュース|熊本大学大学院生命科学研究部神経精神医学講座ページ
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名医に学ぶセミナーシリーズ(大学院講義)
 

日時:2019年6月5日 17:30~19:00

場所:医学教育図書棟3階第2講義室 

 

講師:笠井清登先生

演題:「人生行動科学としての精神医学」

(東京大学大学院医学系研究科精神医学・教授)

host: 分子脳科学講座


抄録:患者さんのアウトカムでは、生活の質(QOL)が大事だといいます。また、生活習慣病という言葉もあります。では生活って何でしょうか? 小児期、思春期、成人期、高齢期など、ライフ(人生)ステージに沿って医学研究を推進していこうという機運があります。では人生って何でしょうか? 医学教育では行動科学的視点の導入が叫ばれているといいます。では行動って何でしょうか? エビデンスと患者さんの価値観のバランスをとって医療上の決定をしようというvalue-based practice (VBP)も主張されはじめています。では価値って何でしょうか? このように、医学・医療では、生活、人生、行動、価値といった日常用語が鍵概念となっているにもかかわらず、これらの意味を科学的にきちんと考えるということは、驚くほどおろそかにされています。 日々診察室で、時にはキャンパス内の畑や患者さんのご家庭で、はたまた災害地域の避難所で、生活や人生につまずいて精神や行動の不調をきたしておられる方々とお会いしてきました経験から、生活、人生、行動、価値を科学してみたいと思います。これにより、皆様の医療実践や医学研究にとって、何らかのヒントになりましたら望外の喜びです。

*セミナー後懇親会を企画しています。是非ご参加下さい。

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