ニュース|熊本大学大学院生命科学研究部神経精神医学講座ページ
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当講座・牧之段学教授や奈良県立医科大学・山室和彦講師らによる論文が「Brain」誌にて発表されました。小児期ネグレクトに関与するとされる視床室傍核のオキシトシン受容体発現ニューロンが社会行動や恐怖記憶を制御することを化学遺伝学などの手法を駆使して明らかにしました。我々は成人自閉スペクトラム症者の不良な小児期体験が彼らの諸症状に大きな影響を与える可能性を報告しており、オキシトシン投与が自閉スペクトラム症者の小児期体験依存性のひきこもり症状やPTSD様症状を改善させる可能性が示唆されました。



 
このたび、牧之段教授らによる論文
"How parenting shapes the relationship between autistic traits and self-esteem in youth: a comparative study of autism spectrum disorder" が、国際学術誌 Frontiers in Psychiatry にアクセプトされました。
本研究は、児童思春期における自閉スペクトラム症(ASD)児の自己肯定感の形成に着目し、親の養育態度、とりわけ肯定的かつ支持的な関わりが、自己評価と有意に相関することを明らかにしました。本成果は、ASD支援において家族支援の重要性を改めて裏付けるとともに、児童思春期精神医学の臨床実践および予防的介入の在り方に対して示唆を与えるものと考えられます。
牧之段教授らの研究成果が Frontiers in Psychiatry 誌に掲載されました。本研究では、児童思春期の自閉スペクトラム症(ASD)者において、前部帯状回におけるタウリン値の低下を示すとともに、その低下が限局的・常同的な行動と相関することを明らかにしました。自閉症モデル動物ではタウリン異常が報告されていましたが、ASD当事者の脳においてタウリン値の低下を示したのは本研究が初めてであり、タウリン代謝異常を介したASDの神経基盤解明に重要な示唆を与える成果となりました。 

当科では、一般外来に加えて、「児童・思春期外来(熊本県発達障がい医療センター)」、「認知症専門外来(熊本県基幹型認知症疾患医療センター)」、「成人神経発達症専門外来」、「ニューロモデュレーション専門外来」を開設しております。
初診・再診ともに完全予約制となっております。初診をご希望の場合は、原則としてかかりつけ医(精神科・心療内科に限らず、どの診療科でも可)からの診療情報提供書をご用意いただき、事前にご予約をお願いいたします。
ご予約は 外来予約センター(☎096-373-5973) にて承っております。
詳細はこちら:診療のご案内|熊本大学大学院生命科学研究部神経精神医学講座
令和7年10月1日付で、牧之段学教授(診療科長・外来医長)、鳥塚通弘准教授(医局長)、竹田奨助教(病棟医長)、増田一樹助教、田口静医員が着任しました。
令和7年10月1日付で第9代教授として、牧之段 学 が就任いたしました。
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